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20年12月30日
未来を心配すると不安障害になりやすく、過去を考えすぎるとうつ病になりやすい
心の病気になる人は、考えても100%変えようのないことを考えます。不安障害の人は未来を、うつ病の人は過去を考えて悩み続けます。マインドフルネススキルトレーニングは、考えても仕方のないことを考えて心の病気になることを予防し、健康になるための方法です。マインドフルネスとは、「今あるがままを受け止める態度」を身に着けることです。思考をストップさせて、病気になるシステムから健康になるシステムを作り出していくために、マインドフルネススキルが役立ちます。弁証法的行動療法では、マインドフルネスは次の3点のアプローチを試み練習をするように構成されています。一つは、マインドフルな呼吸、二つ目はマインドフルな作業、三つめはマインドフルな直感です。三つ目のマインドフルな直感の練習をして獲得していくことは、かなり実践が必要です。当面はマインドフルな呼吸とマインドフルな作業の練習が主となります。