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21年01月07日
心がさまようダメージ
心がさまようとは、考えても変えようのないことを考え続けることです。これは精神的に不安定な人は、幼い時から不安感情をどうしようという環境が続くので、意識することなく、自動的に不安感情の起こるどうしようもない状況を何とかしようと悩み考え続けます。考えても100パーセント変えようのない事とは、他人、過去、未来、症状です。これらどうしようもない、変えようのない思考は、脳が受け止めて何とかしようとします。その時出るストレスホルモンがコルチゾールなどの極めて毒性の高い物質で、これらの思考が止まるまで出続けます。ストレスが持続すると、こうした状況はすべて脳が受け止めており、そのダメージは脳内に起こります。そのダメージを少しでも和らげようと、嗜癖的行為や脅迫的反復的行為に移りやすくなります。それらの問題行為は、やがて心の病気にすべてつながっていきます。