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21年01月10日
うつ病や不安障害の人が陥っている対処法
心の病気は自分を守る重要な方法として記憶に保存されます。
本来、人は、健康で幸せに生きる生物学的メカニズムを持って生まれています。そのシステムが遺伝子に組み込まれていなければ、今日のように、人類の存続や繁栄はなかったといえるでしょう。それなのに、うつ病や不安障害という本当につらい不安な生き方を強いられる心の病気になぜなるのでしょうか。それは、不安や恐怖に対してどう対処したらよいかというもう一つのメカニズムに自動的にスイッチを入れ、そのシステムを使い続けるからです。このシステムは人が存続していくための究極な場面、即ち生きるか死ぬかといいうような場面で使用されるシステムです。このシステムを、幼いころから使わざるを得ない状況下に置かれていて、成人になってからも、究極な場面ではないのにもかかわらず、使用してしまいます。