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21年01月11日
不安障害やうつ病の人になぜマインドフルが必要か?
うつ病、摂食障害、パニック障害、恐怖症、不安障害など、心の病気になる人は、考えても変えようのない事を考えています。考えても変えようのないこととは、他人、過去、未来です。これらを考えてすごしている状態を、心がさまようといいます。他人、過去、未来は、人がどのように悔やみ変えたいと願っても、無理です。無理なことをやり続けるわけですから、脳はそれを受け止めて毒性の強いストレスホルモンを出し続けます。その結果、精神的な諸症状に結び付く状態に導かれます。この心がさまよう状態をストップさせ、すがすがしく晴れ晴れした状態にならないにしても、辛いけれどもなんとかやっていける状態になるためには、変えることが可能な「今」と「自分」に注意を向けることです。それには、「あるがままを受けとめる態度」を養うマインドフルネスは大きな力となります。