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21年01月15日
マインドフルネス・トレーニングの効果は、神経科学の研究でも明らかにされています。
神経科学の研究では
「8週間のマインドフルネス・トレーニングを受けただけで、脳の形成やネットワーク、活動に重要な影響を及ぼすことが別の研究で示されている。」
●注意力の持続、感情抑制、視点取得に関連する脳の領域の灰白質の容積が増加する。
●大脳皮質の厚みが増す。
●扁桃体の活動が低下する。扁桃体は、脳の脅威検出システムの重要な要素であり、不活発な時、自分にも他人にも穏やかになる。
●左前頭前野の活動が高まり、右前頭前野の活動が弱まる。左右の活動の割合は、全体的な幸福とウェルビーイングの指標になり、左前頭前野が活発な時、高いレベルのウェルビーイングを経験しやすい。
以下続く。
(「今日からはじめるマインドフルネス -心と身体を調える8週間プログラム」マイケル・チャスカルソン 2016 春秋社)