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21年01月29日
境界性パーソナリティの治療、弁証法的行動療法の良さ
比較的平静な時に使える認知行動療法に対して、弁証法的行動療法は、激怒したときにも使えるように構成されている心理療法です。この点が極めて優れた方法だと思いました。おそらく、この弁証法的行動療法を開発したマシュー・マケイらは、私と同じように、激怒したときにどうしたらよいかという認知療法の壁を意識して、作り出した方法だと想像しています。
弁証法的行動療法は4つのトレーニングで構成されています。
これらは、基本的にマインドフルネスが軸になっているトレーニングといえます。