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21年02月06日
「ありがとう」の奇跡-2-
両脚が動かなくなったまま、生きていく辛さを悲観して、Aさんは自殺を決意します。その決意を実行に移そうとしたその時に、たまたま腕に目がいきました。その腕を見ると、先日けがをした傷口が閉じているのを見つけます。その傷口が閉じているのを見ながら、「私は死のうとしているが、身体は生きようとしている。」と思います。その瞬間、「ありがとう」という言葉がひらめいたそうです。それから、Aさんは「ありがとう」を言って暮らそうと決意します。そうすると、この世の中に「ありがとう」ということがこんなにも多いのかということに気付きます。そのうち、ありがたい人と出会うようになったといいます。「ありがとう」という言葉によってありがたい人との出会いも生まれることに感謝の日々を送りました。すると、それまで動かなくなっていた両脚が、動いてしまいます。
阪神カウンセリング・ラボでは、肯定的な言葉や優しい言葉は、何らかのエネルギーを持っており、それが脳を刺激して、心身の調子まで良好にするということを伝えており、その流れに合致する、まさにありがたいAさんとの出会いでした。