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21年02月21日

マインドフルネススキルトレーニングと認知療法

マインドフルネススキルトレーニングと認知療法

 

   マインドフルネススキルトレーニングは、単に呼吸法を主とした瞑想法ではなく、マインドフルネス認知療法と呼ばれ、海外では、第3世代の認知療法として、世界の最先端の心理療法と呼ばれるまでになっています。

 阪神カウンセリング・ラボでは、今から10年ほど前に、認知療法の中にマインドフルネススキルトレーニングを組み合わせて、独自のプログラムで臨床を行ってきました。

   60年以上前にベックが創始した認知療法、認知行動療法、エリスらの論理療法は、状況に関して、思考を安定させるプロセスを踏んできました。精神的不安定は、状況に対する考え方が不適切であるために、うつ病や不安障害などの心の病気を起こすのだという視点に立っており、この思考の改善は、感情の安定につながる非常に有効な手法です。これに対して、マインドフルネススキルとレーンニングは、従来の認知療法のプロセスとは異なって、まず、感情を安定させ、結果思考が安定するという逆の過程をとっています。この効果も、臨床でも科学的にも確認されています。