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21年03月19日

発達障害に関して

発達障害に関して

 

   発達障害に関しては、最近、心療内科から診断を求められることが多くなりました。心理臨床家の役割として、医師の診断判断のために、情報を聞き判断する材料の提供やWAIS-Ⅳなどの知能テストを行う機会もずいぶん増えました。この発達障害に関して、DSM-5では、ADHDと自閉症スペクトラム障害の二つに分けて整理しています。

 これまでは、自閉症スペクトラム障害に分類された、「アスペルガー障害」と「高機能自閉症」の二つがありました。この二つは、厳密にどう違うのかという線引きをすることが難しく感じていました。それがDSM-5では、「ADHD」と「自閉症スペクトラム障害」という二つの形で整理されました。スペクトラムとは、ある程度一定した状態として捉えるのではなく、連続して包含している、即ちスペクトラムになっているという捉え方です。

 ただ、WAIS-Ⅳでは、まだ、患者さんまたはクライエントさんを診断する際に、アスペルガー障害の言葉は残っています。