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21年03月23日
発達障害 ADHD/不注意優勢型
ADHD不注意優勢型に関して、アレン・フランセスは、次のように述べています。
「物事に集中することができない。注意散漫で、上の空で、忘れっぽいことが多い。たいてい運動し、締め切りに間に合わず、そそっかしく、間違いをおかしやすく、いつも自分のものをなくす。作業は乱雑でまとまりがなく、その子の潜在の能力よりもはるかに劣ったものとなってしまう。」
さらに、成人の注意欠陥・多動性障害/注意欠如・多動症に関して、DSM-5では、流行診断を助長し、他の目的のために使われる過剰処方をもたらす可能性があると批判しています。ADHDの診断は、成人になってから起こる症状ではなく、幼児期から存在していること、他の精神疾患と関連していないことなど慎重な診断が必要だと主張しています。