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21年04月04日
月経前不快気分障害
女性の場合、月経の前後に、心理的、身体的症状があらわれます。抑うつ、イライラ、変わりやすい反応性の気分、不安感などが生じます。意欲の低下が起きたり、睡眠や食欲の問題が発生したりします。
女性にはよくある状況ですが、正常な月経前の不快気分であるかどうかの評価は必要です。この場合、症状は一過性であり、何回かの月経周期で起こるだけです。また他の精神疾患を持っており、月経周期に増悪する場合もこの障害からは外すべきです。また、甲状腺機能の低下、貧血、膠原病、貧血など医学的な見地から起きている症状とも区別すべきです。
女性の場合、生理前後に不快感を話されますが、月経前不快気分障害とは区別すべきで、うつ病など抑うつ状態に絡んで、生理前にはその不快感を大きく感じるのです。人によっては、気圧などの外界の刺激によって、生理前は、敏感に反応しやすくなります。女性はそれだけ敏感に反応する遺伝的な機能が必要だからではないかとも推測しています。