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11年09月01日

家族療法親子関係の改善

若い方の心理相談の際に、よく思うことは、症状の改善に家族の関係が、非常に重要な役割を持っているということです。
20才台前後の心の問題は、ほとんど生育過程に背景を持っていることが多く、その解決には、ご両親の協力が不可欠です。
たとえば、苦しんでいる自分の状態を、率直に親に言える場合と、そうでない場合は、改善の仕方が違います。
人のよっては、親御さんが、子どもの心理相談に通っていること事態に懐疑的で、心理相談を受けているというだけで、
「おまえ、そんなことしているのか」とか「そんな心理相談を受けていつ治るのか」とか「まだ心理相談を受けているのか」というように、心理相談を受けていることを否定されるので、家族には内緒で来られる場合があります。そのような方は、もともと開放的な態度が少ない上に、唯一開放的でなければならない家庭が、窮屈ですから、良くなる条件は限られていることになります。
人は、苦しみがあったら、それを解決するために、吐き出す場は必要です。心理相談室は、そのためにもありますが、この吐き出しの場は、たくさんあったほうが効果的です。
それに比べて、親御さんが、子どもの問題に関心を持ち、積極的に参加されるようなケースは、かなり症状改善に効果的に進みます。
悩んでいる問題が、親子関係にあるような場合は、阪神カウンセリング・ラボでは積極的に、ご両親に協力していただけるように働きかけています。
子どもの問題に、ながいことご心配されてきているからでしょう、「一度こちらにお越しになって、一緒の考えましょう」と、働きかけると、そういう関心とご理解のある家庭は、ほとんど来てくださって、問題解決を図ろうとしてくださいます。特にお母さんは案外来てくださる方が多いのですが、お父さんは、お仕事に忙しくてなかなか来られません。しかし、お父さんの役割は結構大きいもので、お父さんも来てくださるような場合は、症状が、改善の方向に一気に進むことが大変多いです。
どうか家族みんなで、心の問題を解決するように、配慮してください。
阪神カウンセリング・ラボでは、相談者の了解を得たうえで、子どもの持っている親子関係の問題背景を、詳しく説明いたします。来られれば、こんなことで悩んでいるのか、ということが、家庭ではほとんど理解できなかったことが、わかるケースが多いと思っています。
どうか、ご両親そろって、子どもの理解をしてあげて、一度お越しください。