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21年04月06日

双極性感情障害Ⅰ型の躁状態

双極性感情障害Ⅰ型の躁状態

 

 分かりやすく言えば、躁うつ病のⅠ型というのは、躁状態とうつ状態を繰り返す、双極性の感情の揺れの著しく大きい幅を持った状態の場合をいいます。気分が良くなったり落ち込んだりする波の振幅が大きいのです。双極性のⅠ型の場合、躁状態のときは、心が晴れ晴れとして、すべてが順調に運ばれ、人生や仕事も快調で、職も性生活も満たされ、思考は豊かさにあふれ、自信やエネルギーに、高く舞い上がった状態などなどが起こります。ある双極性Ⅰ型のクライエントは、たまたま大学受験の時に躁状態にあり、睡眠もとらずに勉強し続け、見事難関の大学に合格したといいます。このようなよい状態が訪れる躁の結果は、良いかもしれません。しかし、問題となる行動の場合が多いといえます。衝動のタガが外れ、高額で必要でもないものを買うという衝動買い、無茶な投機、危険行為や運転、ドラッグ、快楽を求めた交際など、問題が発生しやすい行動が極端なレベルで起こります。