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21年04月07日

双極性感情障害Ⅰ型の抑うつ症状

双極性感情障害Ⅰ型の抑うつ症状

 

 多幸感の最終的な状態は次のように進行します。以下アレン・フランセスの説明を引用します。

「最終的に多幸感は、高揚感からの辛抱のないイライラ感へと形を変える。増大したエネルギーは落ち着きのない焦燥感と一体になり、ひどい疲れへと変わる。広がった考えは精神病性の妄想につながることがある。すべて躁病エピソードの先には必ず、醜い抑うつが待ち構えている。人によっては最初から混合性エピソードを呈し、躁症状とうつ症状の急激な変化がみられて、ひどくイライラして怒りっぽくなり、眠れなくなる。双極性Ⅰ型障害の最初のエピソードは、普通35歳までで、そのほとんどの人がその後の人生で多くのエピソードを体験することになる。」

 さらに抑うつ症状に関しては、

「抑うつ障害の症状と同等のものでる。」とも述べています。それくらい激しい躁と抑うつの変化がみられるのが、双極性感情障害Ⅰ型の特性です。