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21年04月11日
奇跡は、未知のエネルギーの結果? 心理療法を考える
奇跡的な出来事で思い起こすことに、空海が釈迦寺(しゅっしゃかじ)のある捨身ケ嶽(しゃしんがたけ)に飛び降りる修行があります。あくまでも伝説で、実際にそうしたかどうかはわかりません。空海は、この時、自分が仏の道に尽くす生涯が必然とされているなら、この崖から飛び降りても死ぬことはないと思い、決行します。ところが、死ぬこともなくけがもしなかったのです。目に見える物理学の衝撃であるなら、死は確実です。そうでなかったということは、この時にそれとは異なった何らかの力が働いたと思う方が自然です。その力を引き出す力が空海にはあったのです。これと同じようなことが現実の世界でも起こることがあります。ある方は、14階のビルから落ちて、かすり傷で済んでいます。14階です。このようなあり得ない奇跡的なことが起こるのは、目に見えるニュートンの力学では説明できない、その他のエネルギーが存在しているからだと考える方が自然です。これまでのスピリチャルな偉人は、その力を備え、ある目的に従って発揮できる偉大な人間であるとも考えています。