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21年05月07日
生徒が教師に相談しない理由
生徒が教師に相談しないのは、なぜでしょうか?
世代ギャップがあって話しにくいとか、利害関係があってしゃべれないとか、先生に話すとすぐみんなにばれちゃうなんていう気持ちだったら考えなければならないことですね。色々理由は考えられますが、もう少し、生徒が「先生」と言って、心の窓を開いてくれていいと思います。
これには、教師という意識上の問題がありそうです。
これを教育的指導と援助という面で考えてみましょう。
教育的指導とは、「子どもが成長する上で必要な知識や能力を獲得できるよう指導すること」
教育的援助とは「子どもが学校生活を通して、発達する人間として、課題に取り組む過程で出会う問題解決を促進することを目的とした教育活動」(石隈)とすると、教師の多くは教育的指導の面では、大学でも学習し現場でも実践してきていますが、援助という面ではまだ十分な構えしかできていない現れといえるのではないでしょうか。