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21年05月10日

教師と生徒の隔絶を埋める必要性

教師と生徒の隔絶を埋める必要性

 

   それによれば、教師の無神経で不平等な対応の繰り返しに立腹したということでした。朝、少年を刺激することがあって、二時間目終わった休み時間に家に帰って準備して、再び校内で教師をみつけ、切りつけたのです。

   少年の行動には理由があったということかもしれませんが、それだけで、人の命を奪うかもしれないという行動には飛躍がありすぎます。しかも少年は、学校で問題行動を指導されたことも学習上問題を持っていたこともなく、それこそごく普通の生徒だったのです。

   一連のカウンセリングの中で、私が抱き続けた疑問は、少年に、自分のしたことの罪悪感や申し訳ないという気持ちを被害者に対して抱いているのかということでした。退院するころは、率直に謝罪の気持ちを述べるようになりました。しかし、このカウンセリングを実施して思ったことは、傷害事件を起こしたことで、「自己の存在をようやくつかんだ。」少年の想いを感じたことです。それまで常に周囲に動かされてきた少年が、事件を起こすことで初めて充実感を持てたのではないかと・・・?