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21年05月15日
スクールカウンセラーの配置
こういう状況の中で、教師にとって生徒を理解することは非常に大変な仕事なのです。
生徒はわかってくれる人を求めていると言えます。
臨床心理士の全国大会で、不登校の生徒の気持ちをよく理解しなければならないという貴重な講演がありました。講師は、東京都の役人で、不登校を担当している方です。故河合隼雄氏(元文部科学省文化庁長官)の尽力があって、文科省では、臨床心理士という資格は公認されていました。当時、臨床心理士という資格を軸に、スクールカウンセラーが全国的に認知されていった時代でもありました。東京都では、中学校レベルではほぼすべての学校にスクールカウンセラーが配置されてきた時のことです。その成果があって、不登校等の学校問題が、良い状況になりつつありました。
このような状況の中で、一定の成果を上げていた時に、東京都の担当役人の方に、当時の都知事である石原慎太郎氏が、彼を呼んで、こう言ったそうです。