HOME >> 最新更新情報(一覧)
21年05月16日
スクールカウンセラーの配置に関する都知事の見解と担当職員との話し合い
この時、当時の石原都知事が言ったのは、
「スクールカウンセラーの配置の効果もあって、不登校など学校問題はそれなりの効果が見えてきたので、スクールカウンセラーの配置人数を縮小してもよいのではないか?」という内容でした。これに対して、その役人は強い態度で反論しました。
「これまで都内の中学校すべてにスクールカウンセラーが配置され、ようやくそれなりに成果が出てきたところです。今後、小学校にも、スクールカウンセラーを配置して、子供たちの心の問題に対応できる学校や状況を作っていかなければなりません。」
意見を強固に主張する個性的な石原都知事も、同じように断固反対する役人の意見を受け止めて、スクールカウンセラーが減らされることはありませんでした。彼が、都知事に臆せず主張できたのは、父親としての家庭の体験から来ていたのです。