HOME >> 最新更新情報(一覧)
21年05月17日
子供、生徒には、「わかってくれる」人が必要。
実は、教育委員会に所属するこの役人の方が、石原都知事のスクールカウンセラー縮小に強く反対したのには理由がありました。自分の娘さんに不登校の体験があり、スクールカウンセラーの必要を痛切に感じていた人でした。役人の娘さんが不登校になった時、親があらゆる手を尽くしても、学校に戻ることになりませんでした。そこで、最終的に、学校を変えようというところまでいきました。学校を変えるならという条件で納得した娘さんに、転校する最後の日に、父親は言いました。「今日、学校変更する挨拶に行く。最後の日だから、挨拶だけはしていかないか」娘さんも、最後の日だからということに納得されて、親子一緒に学校へ行きました。学校で挨拶している時に、ある先生が、「今日スクールカウンセラーが来ているので、話してきたら。」と言ってくれたそうです。最後だからという両親の勧めにも乗り気でなく、娘さんは、しぶしぶスクールカウンセラーのいる相談室に向かったそうです。