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21年05月29日
人を理解することは、難しいからこそ、自分の思い込みでしないように配慮する。
私がそばに行っても、隣の学生が肘で触っても起きない学生がいました。私の講義の声がうるさかったのでしょう。しばらくしてその学生は目を覚ましました。「どうしたの?」と聞いたら、「昨日遅くまでバイトがあって、睡眠不足。朝も、この授業だけは休んではいけないと思い懸命に駆けつけました。しかし睡魔には勝てなく爆睡してしまいました。」というのです。学生は、案外まじめで、その先生のことを好きだったりする場合もあるのです。教師側が、自分の勝手な判断で他者を把握すると、せっかくの関係を壊してしまうこともあるのです。この対応を粘り強くしていかないと、教師と生徒の悲劇が始まることがあります。