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21年06月13日
ストレスとギャンブルの関係
ストレス反応には三つのプロセスがあります。
(1)警告反応期 ストレスを受けた直後に生じるもの
(2)抵抗期 ストレスと活性化された抵抗力との間で均衡を保っている状態。
(3)疲憊期 抵抗力の限界を超えて、均衡が破れた状態。
ギャンブルが絡んでくる段階は、このうち抵抗期が問題となります。抵抗期は、ストレスに負けないように抵抗している状況ですが、適切なストレス解消法を持たないために、一次的にストレスを解消する手段をとりやすくなります。一つは、嗜癖的行為です。もう一つは強迫的反復的行為です。
強迫的反復的行為というのは、「こだわり」です。鍵の確認や提出物の確認などの「確認行為」や身体のちょっとした異常が気になる、狭い場所が怖い、高いところが怖くておれない行為が起こります。
嗜癖的行為とは、薬物やアルコール、買い物、セックス、ゲームなどでギャンブルはこの嗜癖的行為に入ります。
(教育時報社記載原文)