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21年06月15日
ストレスと脳
ストレスが持続すると、脳が影響を受けます。代表的な一つは、視床下部が侵されます。もう一つは前頭前野です。
前頭前野が侵されると、精神症状が出ます。やる気が起きない、集中力が出ない、記憶力が落ちる、疲れる、過敏になるなどです。
視床下部では主として海馬が影響を受けます。海馬は、交感神経系を亢進させます。そうすると、刺激に反応しやすくなります。この刺激に対してどう対処するかという副交感神経系が抑制されてしまうのです。
視床下部や前頭前野の浸食は、意識上にも影響して、さらにストレスを増幅させます。こうして起きた意識上のストレスと意識下のストレスの悪循環によって、さらなるストレスが増幅します。
