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21年06月18日
ギャンブル依存症の厄介な問題
これまで述べてきたように、脳内のストレスの持続による悪循環が、場合によっては脳の委縮まで引き起こしてしまう結果を呼び起こします。こうした悪循環の問題は、ギャンブルを趣味でするのではなく、悪循環を起こす依存的行為で、自己を守る脳のメカニズムを作ってしまっているということです。パチンコやその他のギャンブル依存症の人は、こうした脳内の苦しさに気づかずに、意識上の行動を引き起こしていると言ってもよいでしょう。
こうした意識上と意識下のストレスの悪循環が、ますますストレスを増加させ、それを一時的に解消するギャンブルによる快が、中期記憶に保存され、常習化されます。
ギャンブル依存症を解決するために、グループワークなどが有効だとして参加する人がいますが、これはこれで有効だと思います。それ以上に、脳内のメカニズムを解消するカウンセリングは、重要だと考えています。