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21年07月04日
認知行動療法とは?
これまで述べてきたように、ストレスに対して精神的に不安定になる人は、その状況を不適切な思考でとらえてしまいます。うつ病をはじめ不安障害、境界性パーソナリティ障害、摂食障害など心理療法が必要な相談者の方に、有効な心理療法として認知行動療法を採用しているのは、思考を改善していくことが科学的に証明されているからです。これに対して、最近のマインドフルネス認知療法は、感情の安定を優先させるトレーニングです。感情を安定させると思考が安定するということは、考えれば普通に理解できることですが、これまで科学的には証明されていなかったのです。近年の医学機器の発達により、脳が視覚化できるようになって、感情の安定は思考の安定につながることが証明されました。阪神カウンセリング・ラボでは、これらの知見に基づいてカウンセリングを実施しています。