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21年07月07日
認知行動療法
まず自分の問題を理解する
心が落ち着かない状況に陥ると、思考の悪循環で不安のレベルを一気に加速させてしまうことがあります。特に、うつ状態のひどい時にはその傾向が見られます。
カウンセリングの最初には、何が問題かを文章で整理します。その時、相談者がどのように思われたのかを大切にしています。
「私の問題は、ああこれなんだ。」とか「私の問題は、これだけなんだ。」と感じ、相談者が、ちょっと安心されることがあります。
ほとんどの方が、ふつうに生活し、仕事し、勉学し、行動してきたはずです。多少いろいろなことがあっても、それなりに何とかやってきました。それなのになぜ苦しむのでしょう。この辺のところから、認知行動療法を記載していきたいと思います。
