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21年07月08日

うつ病や不安障害の人の思考傾向

うつ病や不安障害の人の思考傾向

 

   現在はストレス社会ですから、いつ不安な状態が訪れるかわかりません。しかし、決して焦らず、自己の考えを検討してみてください。

   これから記載するような考えが浮かんできたら、それは要注意! 思考の悪循環にはまらないで、すぐ切り替える行動をとりましょう。

 

・抽象的でおおざっぱ

 「憂うつだ」「怖い」「どうしようもない」といった大づかみな言葉で自分が置かれている状況や自分の気持ちを判断しています。そうすると、それに対する具体的な対応が見つからないまま、憂うつな気持ちだけが強まっていくことになります。

 

・絶対的で道徳的

 自分の言っている言葉を確認してみましょう。「絶対・・・」「本当に・・・」「・・・でなくてはならない」「・・・しないといけなかったのに」などのような言葉をよく使っていませんか。これは、何でも完全にしなければならないという考えがあるからです。

 完全を求めると、減点法でしか自分を見ることができなくなります。「こんなこともできない。」「まだしなければ不十分だ。」というように欠点ばかりに目がいって、うまくいっていることもたくさんあるのに、そちらにはほとんど目が向かなくなります。成功を楽しむことができません。そして、これから自分がどうしたいのか、本当は何をしたかったのか、どのような順番でそれにとりかかればよいかなどが見えなくなってしまいます。