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21年07月29日
心の病気が起こる背景
心の病気には、いくつかの背景があります。
一つ目は、内因性によるものです。精神的異常の原因がわからないが脳内の機能が正常に働かない神経伝達物質の異常などで起こっているケースです。発達障害では、情報処理をする際に重要な役割を果たす視床下部の機能に問題があるという研究はされており、それに基づいて薬物治療が行われています。双極性感情障害なども、そうした機能を安定させるために薬物が処方されています。
二つ目は、心因性によるものです。心因性とは、環境や人間関係によって生じる心の病気です。仕事の負担、仕事への責任、環境の問題、人間関係などによって精神的不具合を起こすものです。
三つ目は、外因性によるものです。外因性とは、交通事故などの脳の外傷から起こるケースです。その他、アルコールの影響による精神病などもこれに含まれます。
こうした背景によってカウンセリングの方法が異なってきます。
