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21年08月04日
ジョン・カバットジンによる、マインドフルネス
疼痛に効くマインドフルネスから始まった
マインドフルは、宗教上、僧侶らが行っているものと目的は異なりますが、瞑想法という形は同じです。瞑想法等を常に行い修行をしていくと、「無」の境地、何物にも煩わされない境地に至るのです。
このことは、戦国時代に、織田信長に攻められた武田家の菩提寺の快川招喜の言葉が有名です。武田信玄の死後、武田家は勝頼が後を継ぎますが、武田家の力はかなり衰えます。そこで、織田信長は、武田家を滅ぼすために武田の本国、甲斐まで攻め上ります。武田家の棟梁である勝頼は、甲斐を捨て逃げてしまいます。残された武将も散々な状態になりますが、何人かの有力な武将は、武田家の菩提寺である、甲斐惠林寺に逃げ込みます。
この時に、武田家の掃討戦を行っている織田の武将が、逃げ込んだ惠林寺を囲みます。織田の武将は、「この寺に武田家の武将が逃げている。引き渡し願おう。」と快川に迫ります。
(続く)