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21年08月12日
バウムテストの参考著書
日本における樹木画の発展に最も影響を与えたのは、Karl Kochです。彼は、1949年“DER BAUM・TEST”を出版し、1952年”THE TREE-TEST”として英訳本を出版します。日本ではこの英訳版を元に翻訳されて「バウムテスト」が導入されます。
日本では、1961年、「日本におけるバウムテストの導入(国吉政一、林等著)」で、バウムテストが紹介されています。
1970年、カールコッホの出版した英語版を、林勝造、国吉政一、一谷彊によって翻訳し、「バウム・テスト-樹木画による性格診断法-(日本文化科学社)」が出版されます。
私が臨床に入って、バウムテストに興味を持ったころは、このテストに関する出版物はかなり限られていいました。こうした背景の中で、私自身がバウムテスト分析の研究の一歩を進めるきっかけにもなりました。