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21年08月30日
親子関係の重要さ
成育歴において健全な自己形成を阻む親の態度には、4つあります。親の立場から見た場合、①愛情喪失 ②批判したり、けなしたりして育てる ③過保護、過期待、過干渉 ④虐待
これらのどれかに子供がさらされると、自己形成に強く影響し、自我確立の脆弱さが起こります。人間形成には、まず欲求が基本にあり、それを達成しようとする決意があり、その決意に基づいて行動を起こし、その結果を評価する、そしてその評価に基づいて、新たな欲求を持つ、このサイクルが出来上がって自我確立が形成されていきます。
人間の成長過程の大切なことについて、G・H・ミードは、「主体なるI」と「客体なるme」があり、この相互関係の出来不出来を様々体験することによって成長するといいました。この時、meの成長が個人の成長に大きく影響するというのです。このmeが健全に育てば、子供に起きた問題を、客観視して、その問題解決に導かれるというのです。
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