認知行動療法を受けて
【認知行動療法を受けて】
ある日,パニック発作にみまわれて心療内科を受診しましたが,症状は改善されるどころか さらに目眩,耳鳴りに苛まれ,朝,目が醒めても体が鉛のように重くて動かない。
うつ病と診断され,いくつかの心療内科を受診しましたが,調子は悪くなっていくばかり。
ついには,会社へも出社できなくなり,辛い日々を送っていました。
認知行動療法については,最初その言葉自体も知りませんでしたが, 取り敢えず数回は試してみようと思い,カウンセリングを受け始めました。
そのうちに自分の考え方が,うつ病の根本原因であることに少しずつ気付き,その考えを軌道修正していくことをカウンセリングの中で学びました。
カウンセリングで学んだことを何度も繰り返し復習し,回を重ねていく毎に,心の緊張感から少しずつ解放されていくように感じました。
それこそ藁をもすがる思いで,インターネットや書店で紹介されている様々なうつ病に効果的といわれる方法を試してみましたが,
私には小坂先生のカウンセリングが一番回復へと繋がったように思います。
小坂先生には自分の全てを打ち明けることができ,心から感謝,信頼しています。
先生のご指導の的確さと,何より,その温かなお人柄に安心感を覚え, 認知行動療法というものを知識として記憶するだけではなく,心の底から理解し,感じることができました。
今でも個人的な相談事項について,カウンセリング頂いています。
また,アサーションでは一緒に受講している方々から「自分と同じような境遇でそれを乗り越えた」という方の言葉に勇気づけられました。
今では,二週間に一度のアサーションを楽しみに参加しています。
(40代男性)