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21年09月29日
記憶（情報）とウナギの話
静岡にある、とてもおいしいウナギ屋さんがこの９月で閉店するという残念なお知らせが届いたころ、「武田鉄矢の今朝の三枚おろし」という番組で、ウナギの話がありました。ウナギを身近に思っていた私は、ウナギがふ化して成長し、人間に食されるまでの過程は、すべて人間に理解されて行われていると思っていました。ところが、ウナギの卵から、私たち人間に食されるまでの長い過程は、ほとんどわからなかったそうです。どこで生まれ、どこで育ち、それらのいくつかがわかるまでに、100年以上もかかっているということを聞いた時に、大きな驚きを持ちました。ウナギの研究は今でも続けられているそうです。
ウナギが数千キロの長い旅を正確に繰り返し行えるのはなぜか、その不思議から、私は、生きとし生けるもの、この世界に存在するすべてのものが、そのものの中に、記憶=情報を持っているからだと考えました。その思いを、阪神カウンセリング・ラボのニュースレターに書いています。７月号から10月号まで記載し、来月11月号で、それなりの終章にしたいと考えています。是非、阪神カウンセリング・ラボのホームページ、ニュースレターをご覧ください。
