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21年10月05日

自分でできるマインドフルネス-安らぎへと導かれる8週間のプログラム

「自分でできるマインドフルネス -安らぎへと導かれる8週間のプログラム」

           (マーク・ウィリアムズ/ダニー・ペンマン  2016 創元社)

 

 最近よくきく「マインドフルネス」とはどういうものか、マーク・ウィリアムズとダニー・ベンマンは、その著書の中で以下のようなことを述べています。

 

 マインドフルネスとは、批判することなく観察すること、すなわち、自分自身に思いやりを向けることを意味する。不幸なことが起きたり、ストレスにさらされたりしたときに、まともにそれを受けてしまうのではなく、まるで空に浮かぶ黒い雲が過ぎ去っていくのを、そっと、しかし好奇心をもって眺めるように対処できるようになることでもある。本質的には、マインドフルになることで、負のスパイラルに陥ってしまう前に、自分に否定的な考えが浮かんできていることに気づけるようになる。そうすることで、自分自身をコントロールできる状況を取り戻せる。

 

 マインドフルネスを継続することで、気分や幸福感の度合い、満ち足りた感覚といったものが徐々に変わっていく。これまでの科学的研究の結果から、マインドフルネスは、ただうつ病の再発を防ぐだけでなく、日々の不安やストレス、落ち込み、いらだちのもととなる脳のパターンをうまく改善させるため、こういった問題により上手に対処できるようになることが明らかになっている。