HOME >> 最新更新情報(一覧)
21年10月09日
「不安を軸としたメカニズム」の特徴
「幸せを軸としたメカニズム」は、必ずしも常に幸せとは限りません。けっして幸せでなくても、何とかやっていける状態も含みます。そういう人が、カウンセリングに来られることはほとんどありません。多くの人は、つらいけど何とかやっていけるのです。幸せな時もつらい時も、よほどでない限り、それなりの建設的な言動をとっていくことができます。
もう一つの「不安を軸としたメカニズム」は、「死ぬほどつらい」状況として認識されます。ストレスの所在が、例えば大声を出す怒りの調節がむずかしい人の声という場合、それで命を失うようなことはありませんが、不適切なネガティブな結果=死ぬほどつらい状況が生まれます。それは、その人にとっては本当につらい周囲の環境によって、幼い時から学習され強化されていきます。