夫婦関係のカウンセリング1
夫婦関係のカウンセリング 最近多いのは、夫婦関係のカウンセリングです。
新婚間もない、ご夫婦なら、愛情表現が盛んであっても何も不思議ではありません。
しかし、こうした関係がいつまでも続くわけではありません。
夫婦関係が長ければ、いつまでも、当初のような関係のまま、新鮮な愛情を表現できる夫婦はまれではないでしょうか。
仕事、子育て、慣れなども含め、様々な状況の変化によって、お互いになんとない距離を感じるようになるものです。
何度かも夫婦げんかもしますし、それまで気付かなかった考え方の相違も明らかになってきます。
そうした夫婦が、いつまでも一緒に暮し、仲よくしていることは、なぜなのでしょうか。
欧米とは異なって、個人より家を大事にするために、結婚したら、簡単に別れるものではなく、一緒にいるものだという気持ちが、双方にあって、それで安心しているのかもしれません。
若いころのように、特別な愛情を感じなくなっても、安定した家庭を築いているのなら、夫婦関係に支障が生じることは少ないでしょう。
カウンセリングにくるケースは、それなりに難しい問題を抱えています。
まあ何とかやっている「よい夫婦」であるかどうか、こんな問いかけをしてみますが、どのように答えられるでしょうか?
「親密さは感じますか?」
夫婦問題に相談に来られる、ご夫婦の多くが、この問いかけに、「ノー」と感じています。
それはなぜでしょうか?そのあたりに、夫婦問題が発生する原因が見えてくるかもしれません。