初めてのお客様QA
最新更新情報
出張講演情報
ワークショップ
喜びの声紹介
阪神カウンセリング・ラボBLOG

スマホからもご覧いただけます。左記QRコードよりアクセスください。

最新更新情報

HOME >> 最新更新情報(一覧)

13年01月22日

うつ病の改善認知行動療法

うつ病には、認知行動療法が最も適切な改善方法だといわれています。
「認知行動療法」とはどんなことをする方法かをお伝えいたします。
なぜ認知行動療法が有効かは、これまでの『うつ病』に関するページをお読みください。

認知行動療法は認知の仕方のスキルトレーニングが中心となります。
そのスキルトレーニングの内容は以下の通りです。

1、ストレスの受け止め方
2、コミュニケーションの技術
3、構造化の技術
4、認知の技術
5、強化の技術

一般的に「認知行動療法」というと、考え方を合理的・現実的にするトレーニングと思われがちですが
以上のように5つの方面からトレーニングする心理療法なのです。

1、ストレスの受け止め方は、この5つのトレーニングのなかでも難しいスキルです。直面した状況に、思考や感情に巻き込まれないで受け止めるスキルといえます。このことが実に重要で、私は、この受け止め作業ができれば、カウンセリングのほぼ半分以上は終了といってよいほどの事柄だと思っています。
2、コミュニケーションの技術とは、社会の中で、人とどのような会話ができるかというトレーニングです。そのスキルが向上すれば、対人関係から起こるストレスは、少なくなります。コミュニケーションスキル習得には、理論と技法が身についていないと、なかなかできません。
3、構造化の技術とは、生活や仕事にメリハリをつけることができるようになるトレーニングです。うつ病になる人は頑張りすぎて、これが苦手だという人が多く見受けられます。
4、認知の技術とは、最初に考えた思考といかに異なった柔軟で健康的な思考ができるようになるかというトレーニングです。認知行動療法の中核となる内容です。これにもさまざまなスキルが組み込まれています。
5、強化の技術とは、心理的・身体的な状態を、常に良好にしていくトレーニングです。冷静で対処できるゆとりがある精神状態のほうが、認知も健康です。

阪神カウンセリング・ラボでは、以上のような内容を軸とした、「認知行動療法」をうつ病の症状改善や予防のために行っています。
このトレーニングを受けて、うつ病を克服されていった方は、たくさんいらっしゃいます。
うつ病がなかなかか改善しないで悩んでいらっしゃる方は、いちどご相談下さい。