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13年05月07日

うつ病の対策【喪失体験】

成育歴で繰り返される進行や言動パターン

成育歴で体験する親子関係の結果、子どもは、それらを受け入れたり抵抗したりしながら、問題対処しなければなりませんから、何らかの方法を習得していきます。

<喪失体験>
例えば、喪失体験を味わった子どもは、常に愛されているか、受け入れられているかに気を使って暮らします。
そんなことばかりが気になって、自分がどうしたいかを捨てて、相手に気に入られるような行動をとることが中心になってきます。
そうすると、人間関係は、相手の気持ち次第に進んでいくことが中心となってきますから、常に相手の影響下に置かれてしまうことになります。
そして、相手を信用することが難しい状態に常におかれていきます。

相手を信用していくことができなくなっていくと、親密な関係が作れなくなります。
それは、孤独を意味します。
孤独は、不安感や憂うつ感を増し、そんな時に、ちょっとでも喪失体験やそれに近い状況に触れると、いてもたってもおれない気持ちになるのです。

そうした精神的に不安定な日々を長いこと続けていると、やがて、喪失体験があるなしに関わらず、常に憂鬱な感情の中で生活するようになってきます。
そして、なぜ他人の評価や批判が気になるのか全くわからないまま、周囲に左右されて翻弄されていくのです。