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14年05月22日
心療内科や心理療法の際に、クライエントの状態を評価するときに、一般的にどのような視点で見ているかをお伝えします。
1、外見と行動: 活動水準、面接の反応、服装や髪形などの身だしなみ(特別おしゃれである必要はありません)。
2、話し方と思考: 話の筋が通っているか、理解できているか、思考方法に異常性はないか、妄想は見られないか。
3、意識・感覚: 意識や間隔は明白か、混濁していないか。
4、気分・感情: 抑うつ、不安、情緒不安定性など、おかれた場面での適切性。
5、知覚: 幻覚や人格分離の有無及び経験。
6、強迫観念・強迫行為: これらの行動の程度と性質。
7、見当識: 見当識の異常はないか。(見当識とは場所、空間、日時、自己同一性などの意識をさします)
8、記憶: 長期記憶、短期記憶の状態、それらの関連性の異常の有無。
9、注意と集中制: 数を数えさせて状態を見るなどして確かめます。(例7から逆に数えさせる)
心理カウンセリングでは以上の項目よりより心の状態が中心になってきます。
阪神カウンセリング・ラボは、大阪梅田、兵庫明石に相談室を持つ心理カウンセリング専門の相談室です。経験豊富な臨床心理士と元大学教授の心理療法の専門機関です。うつ病や不安障害をはじめとする心の問題、パーソナリティ障害や感情障害、教育子育て、恋愛や人間関係、夫婦問題、性依存、ギャンブル依存、万引き依存症などの各種依存症、人生の目的や進学相談、心理学セミナーや心理カウンセラーになりたい人の指導、描画テスト、バウムテストのセミナー、アサーショントレーニング、人間関係のためのグループワークなど広範な心理的事業をしています。ご希望に合わせて一度ご来談ください。