大阪梅田、阪神カウンセリング・ラボだけのオリジナルな意識集中法が、痛みに効果的ということは想像できました。

神経症レベルの方だけでなく、てんかんや統合失調症、そううつ病などの精神疾患のかたの適応も、希望があれば、実施してきました。

その反応は、リラックスできるというものでした。

それがどのように適応していくかは、問題でした。

あるときに、清潔恐怖症のため、不安感いっぱいで普通の生活も困難を感じている方のカウンセリングした時でした。

行動療法を主として小刻みにステップを踏みながら、同時に思いを受け止めて、自己の気付きを大切にしてきましたが、

外にある物に触る不潔感は

なかなか消えず、ある儀式をしないと、症状をもったまま、落ち着かないという状態が続きました。

だから、その相談者が外出するときは、儀式の道具を持っていないと、不安で仕方ないのです。

カウンセリングのある時期に、リラックスの感じをつかむということで、

大阪梅田、阪神カウンセリング・ラボ、オリジナルな『意識集中法」を、実施しました。

その時の相談者の感想は、「とても気分よくリラックスできた」と、いうことで

こんな気分よい、リラックス感を得たことはいままでなかったようで、ずいぶん落ち着いた様子を示しました。

その次の日です。

相談者は、たまたま儀式の道具を忘れて、外出してしまいました。

その時、勇気をふるって、儀式なしで、普通の行動をとったということでした。

前の日のリラックス感を思い出して、大丈夫だと、やってみたら、できたというのです。

この日から、急激に、それまでできなかった、事を次々と克服していきました。

物に触る恐怖感のひどい時は、自分が寝る布団も不潔で、体を寝かせるわけにいかないで、

九の字になって、お尻だけ布団につけて寝ていたのです。

それから考えると、すごい変化でした。

意識集中法が、頭痛やその他の痛みに効果的であるだけでなく、その他の症状にも適応が可能かもしれないと思った事例でした。

リラクゼーションとして使えるという、実感を得た臨床体験でした。



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