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14年05月31日

行動療法

行動療法

系統的脱感作法

 ウォルピの系統的脱感作法とは、相互に拮抗する2つの反応が同一の刺激状況では生じないという逆制止の理論に基づいています。

 これによれば、①患者の不安や恐怖を調べて、不安の弱い対象から激しく強い対象を階層表にします。②クライエントは、漸進的弛緩法などを用いて、身体的・心理的に弛緩することを学ばせます。③クライエントを弛緩させて、最も不安の少ない場面を視覚的にイメージさせます。この場面を想像するのに不安を感じなくなったら階層表の次の段階に入っていくようにします。この過程でクライエントが不安を感じたら合図するようにしておき,視覚的イメージを中止し、弛緩を行います。

 このようにして最も強い不安を生じる場面でも、不安なくイメージできるようにしていくと、実際の不安を感じる場面でも対処できるという方法です。

 こうしてトレーニングしたクライエントは、実際の場面でも不安なく行動できると言いますが、現実に不安や恐怖が消えない場合には、現実の場面で、系統的脱感作を行うなどの方法で対処します。

 系統的脱感作は、高所恐怖症、閉所恐怖症、広場恐怖症、動物恐怖症などの恐怖症に有効だと言われています。その他、異性、見知らぬ人、学校、騒音、病気などの様々な対象に不安や恐怖を持つクライエントの治療に用いられます。

 

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