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14年06月04日
行動療法 5
主張訓練
人間関係に自信がなく引っ込み思案のために自己表現できない人、内向的で自分を主張できない人、他者に反論できない人、他者にノーと言えない人など、そのために不安感を増大させ悩んでいる人のために、適切に自己表現できるように訓練することを、「自己主張訓練」といいます。 自分が言いたいと思っていても言えずに、そのために自分がしようと思っていることも制限してしまうような人は、精神的な不安感を感じてしまい、その結果心の病気になりやすくなります。うつ病やその他の神経症にかかる人には、この傾向があります。主張訓練はこうした心の健康を維持するためにも重要な働きをします。
上司が不当な要求をしたとき、それを言動で示さない人は引っ込み思案といいます。言いたいことも表現しないで「そんなことを言うやつは許せない。なぐってやる」などは攻撃的行動です。これでは問題が解決するどころか、現実の生活や人間関係を脅かし、心の問題を引き起こします。上司の要求に対して「そういう考えもありますが、私にはできません。」とか「そういう考えもありますが私は反対です」というように率直に表現することが自己主張です。このために、①従属的表現、攻撃的表現、自己主張的表現を区別し、②自分と他者の権利を認識して、様々な状況の中で自己表現できることを学び、③自己主張できない理由を理解し、④具体的な場面で自己主張の仕方を訓練してその心構えやスキルを身につける段階に分けられます。
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