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14年06月08日

認知行動療法3

エリスの論理療法

 アルバート・エリスは、日本では論理療法として広く知られています。理性的情緒療法とも呼ばれています。この理論はエリスのABCDE理論でも有名です。

 例えば、何かの出来事(A:actvating evnts)があると、それに対する考え方、見解、信念(B:bleef system)によって、出来事への情緒的反応(C:conseqence)が生じます。上司に叱られて情けない悲しい思いをしたとします。一般的には、悲しい思いをしたのは上司のせいだと考えがちですが、エリスはそれはないというのです。上司に叱られた状況(A)は、上司に叱られた自分は情けない(B)と考えるから、悲しい(C)だというのです。(A)から(C)ではなく、(A)から(B)から(C)なのだというわけです。このとき重要なことは、この思考がどうかという事です。感情的結果を呼び起こすのが、その人の思考によるとするなら、その思考が現実的・合理的であることは重要です。そうでなければ、そこから生じる結果(C)は、非合理的・非現実的な結果を呼び起こします。そこで、このゆがんだ非合理的・非現実的な思考を修正・除去するために、とことん、自分の理性で論破(D:despute)し、理性的な思考をすることで効果的な人生観(E:effective philosphy)を獲得するように働きかけるというのです。これをエリスのABCDE理論と呼びます。心を悩まし、精神的に不安定になりやすい人は、この根底に、非合理的な信念があると述べ、これをいくつか挙げています。その信念が、ベックの言うスキーマと同じように、状況に対してきわめて不都合に働くのです。

 

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