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14年06月10日
現象学的心理療法
現象学的心理療法とは?
今まで、精神分析や精神力動的心理療法と行動療法を説明してきましたが、第3の心理療法の立場が、現象学的心理療法です。
精神分析や精神力動的心理療法は、人間の行動は無意識という内的要因によって決定されるという考え方です。これに対して、行動療法は、人間の行動は環境の結果であると考えます。
これらに対して、現象学的心理療法は、人間というものは、内外の力によって支配される無力なものではなく、成長への潜在能力を持って、自らの行動を選択し、自己決定できる存在であるという考え方に基づいています。したがって、自分自身の潜在能力に気付き、意識して行動することで、他者からの援助なしで問題を解決できると考えます。
精神分析も認知行動療法も、「洞察」という点では似ていますが、人間の共通性、科学性、客観性、厳密性、論理性を重視する行動療法に対して、現象学的心理療法は、個々人の自由性、精神性、価値観、主体性、個人の特異性、自己実現などを重視するという点で、他の心理療法とは異なります。
現象学的心理療法には、ロジャーズのクライエント中心療法、パールズのゲシュタルト療法、グラッサーの現実療法、フランクル、マズロー、メイらの実存分析などがあります。
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