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14年06月14日

現実療法

現実療法

 現実療法を創始したのはクラッサーです(1965)。クラッサーによれば、精神病者、うつ病者、神経症者、非行少年、自殺企図者などの名称に関係なく、心理療法を必要とするすべての人が、基本的欲求を充足できないために不適切感で悩んでいると考えました。彼らは非現実的な仕方で自分の欲求を満たそうとして、自分を取り巻く世界の現実を否定しているとみたクラッサーは、彼らが現実の世界を否定しないで受容し、現実の中で自分の欲求を処理し、責任ある行動をとれるようにすることが心理的治療であるとしました。精神分析によるフロイトは、人間の欲求は性的欲求にあるとしましたが、クラッサーは他者と関わりをもち、愛し愛されたいという欲求と、自分が自分自身と他者にとって価値ある存在だと感じる欲求であると考えたのです。現実療法では、治療者は中立的立場をとらず、教師として道徳的立場に立ち、クライエントに自分自身の行動に直視させようとします。「なぜ」という洞察を求めるより、「何」をしているのかを見つめながらクライエントの非現実的で責任のない行動そのものを変えさせようとします。クライエントとの十分な人間的密接な距離を得られるようになってから、治療者がこのような積極的な関わりをする中で、双方の信頼関係が生まれ、治療そのものがそういった尊重される人間関係を作り出していることに気付き、クライエント自身が価値ある人間であることに気付き、常に現実を取り上げて、責任ある行動がとれる存在にしていくことを重視していきます。

 

 

■阪神カウンセリング・ラボは、神戸・明石、大阪・梅田にある、臨床心理士による心理カウンセリングの相談室です。

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□自分のことを率直に表現する理論とスキルを学ぶ、アサーショントレーニングを実施しています。

□自己理解をし、人間関係を良好に維持できるグループワークを定期的に実施しています。

■カウンセリングに来られる前、どんなことをするのかとドキドキしてこられることが多い様子ですが、皆さん「来てよかった」と言ってくださることがほとんどです。いつまでも悩み不安でいるよりも、一度お越しください。