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14年06月21日

クレプトマニア窃盗症のカウンセリング

クレプトマニア 万引き窃盗症

 

 クレプトマニア、万引き窃盗症は心の病です。

 

 特別にその物が欲しいとかお金に困っているとかいうわけでもないのに、店の物を盗みたい衝動が抑えられずに、万引きしてしまう人のことを、クレプトマニアとか窃盗症と呼びます。万引きをする状況に興奮し、その時の緊張が行為の成功によってかなえられた時の喜びを、どこかで常に味わいたい感覚に陥って、繰り返される行為です。盗むものは、特に必要とされないものが多いです。中には、そっと返品する人もいます。

 これらは、基本的に他の依存的行為と同じです。性犯罪、いわゆる痴漢行為や強制わいせつも、性依存症です。パチンコ依存症、競馬依存症など賭け事を辞められない行為もその背景は良く似ています。タバコ、アルコール依存症、薬物依存も同様でしょう。これらに共通したことは、脳内の成功体験による「快」の感情に伴う脳内伝達物質が記憶されて、その「快」を味わいたいがために繰り返し行為をすることによって、生物学的に依存状態に陥ってしまうことです。クレプトマニアの人の多くは、何らかの立ち向かわなくてはいけない現実に対して、適切な対処法がなく、そのために起きている不安感を安定させるために、万引きするのです。成功しているうちは、ひたすら「快」の感覚に浸れるのですが、必ず見つかります。見つかっても、大した罪に問われないと、また繰り返します。なぜなら、クレプトマニア、窃盗症は、衝動が抑えられない脳内の物質に左右されている心の病気だからです。それを繰り返しているうちにやがて、大きな責任をとらなくてはいけないことになり、社会的な立場を失ったり、実刑判決を受けたりするように必ずなります。そうならないために、見つからなかったから良かったと思わずに、心のケアをしてください。

 阪神カウンセリングラボでは、クレプトマニア、窃盗症の人のカウンセリングを実施しています。脳内の伝達物資にも目を向け、心理カウンセリングを通して、その安定を図るトレーニングです。

 

 

 

▽阪神カウンセリング・ラボは、お客様のさまざまなニーズに応じる、心の問題の専門相談室です。

▽うつ病や双極性感情障害には、阪神カウンセリング・ラボの認知行動療法が有効です。

▽パーソナリティ障害は、弁証法的行動療法によって有効な臨床成果を上げることができます。

▽境界性パーソナリティ障害(境界性人格障害)でお悩みの方は、当相談室で「弁証法的行動療法」を体験してみてください。

▽パニック発作、摂食障害、強迫神経症、恐怖症は、効果的「折衷法」でカウンセリングを実施します。

▽ストレスは万病の元、その対策のため対処の仕方をお伝えします。

◎阪神カウンセリング・ラボは「心の癒しのコンビニ」をモットーに、だれでも、どこでも、どんなことでもご相談に応じています。主宰者は、臨床心理士を養成する大学院で教授した経歴をもち、豊富な臨床経験を活かしてご相談に応じています。