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14年06月29日
子どもの心理カウンセリング 行動療法
精神分析では、子どもの無意識の葛藤を取り上げますが、行動療法は無意識の問題をまったく考慮しません。現在起きている問題行動を対象として、学習理論に基づいて変化させていく過程をとります。行動療法を厳密に行うには、刺激の少ない環境において、漸次的接近法(行動連鎖化)によって行われます。子どもにとってこれまで学んできた不適切な行動様式を除去し、新しい行動様式を学習させます。この行動様式を現実生活に結び付けていくために、行動療法的技法を使うのです。例えば、治療者が子どもにとっての重要な人となり、子どもの望ましい行動のモデルになったり、好ましい行動を物質的報酬(飴などの飲食物)から社会的報酬(言葉で褒めるなど)に変えたりしながら、好ましい行動に介入したり無視したりして、新しい行動を条件付けることが行われます。大人の神経症の中にある、高所恐怖や先端恐怖、パニック障害や、嘔吐恐怖症など様々な恐怖症などは、行動療法をとることがよく行われますが、子どもの行動療法も、成人の場合と同じような技法を使い、同じような経過をとります。
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