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14年07月03日

心理療法家族療法

心理カウンセリング 家族療法

親の養育態度の類型

 

 家族療法は、問題となった子供を取り巻く環境すなわち家族の影響が強いために、並行して家族をカウンセリングしていこうというものですが、これはある問題を抱えます。それは「母原病」といって特定の家族要因が子どもの病気の原因であると考えてしまう問題です。

 この場合、家族の中で最も子どもに影響があるのは、母親です。たしかに母親の影響は強いとしても、単純に母原病として対処してしまう短絡的な家族療法で、家族の問題を説明できないことはたくさんあります。また親は、仮に今から考えると、問題があった態度をとってきたと気付いたとしても、愛情をもって懸命に育ててきたはずですから、その影響が強かったと言っても決して落ち込む必要はありません。過去のことは取り返しがつきませんから、たとえ、その子どもが成長して現在大人であったとしても、今この時を大切にして修正していくしかないのです。

 その親の態度の類型をサイモンは次の4つに分けています。それは、「子どもを支配」「子どもを保護」「子どもに服従」「子どもを拒否」です。これらに応じて、「支配」「過保護」「受容」「甘やかし」「服従」「無視」「拒否」「残忍」という態度を上げました。これによって、子どもの性格態度が形成されるとしたのです。

 

 

◎阪神カウンセリング・ラボは、元大学教授と臨床心理士の心の問題の専門相談室です。

◎相談者に合った心理療法を、相談内容に応じてプログラムしていきます。

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◎大阪・梅田、兵庫・明石に相談室を持っています。梅田相談室は、阪急梅田駅から徒歩5分です。

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