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14年07月08日
うつ病の心理カウンセリング
認知行動療法
うつ病の心理療法には、認知行動療法が有効です。認知とは、思考、感情、行動の仕方のことを指します。人が生きていくうえで、常にその状況を何らかの認知を通して対処していきます。この認知が不適切である時にうつ病になると考え、認知を適切に改善することがうつ病の治療になるのだと捉えています。
人はある状況に遭遇すると、スーッと浮かんでくるイメージや思考でそれを捉えます。そのスーッと浮かんでくる思考を、自動思考といいます。その自動思考が現実的で合理的であれば、それほど苦痛や問題は生じませんが、非合理的・非現実的であると、不安感や悲しみは拡大します。うつ病の人は、歪んだ思考判断を継続的にやりこなすために、恒常的な不安感がつのって、思考だけでは対処できなくなった時に抑うつ感を強化してうつ病になるのです。
この自動思考を検討して、状況の起こるたびに、思考改善の練習をしながら、現実を適切に生きるトレーニングをするのが、認知行動療法です。自動思考は、その人が長い歴史・成育歴の中で出会った様々な体験をもとに、スキーマと言う構造化された思考の基礎となる土台から生まれてきます。最終的には、このスキーマが合理的・現実的になることを目標として、うつ病のカウンセリングが行われるのです。
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