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14年07月27日
パーソナリティ障害治療のための「弁証法的行動療法」
パーソナリティ障害(境界性人格障害)の心理療法を実施している、大阪梅田の阪神カウンセリング・ラボでは、弁証法的行動療法を取り入れています。「弁証法的行動療法」の中でトレーニングしていくスキルは、苦悩耐性スキル、マインドフルネススキル、感情調節スキル、人間関係スキルの4つです。このトレーニングによって、キレたり激怒したりする瞬間を起こさず、コントロールした状態で感情を調節していこうというスキルです。その瞬間を取りこぼさない心構えを作るという意味では、パーソナリティ(境界性人格障害)だけでなく、うつ病やパニック障害、その他の神経症にも適用できる優れた方法といえます。
私たちが唯一操作できる時というのは、その瞬間しかありません。わずか1秒前の過去でも、過ぎ去ったものであって、コントロールすることは絶対不可能です。わずか1秒先のことでも、人間がコントロールすることは不可能だということはだれでもわかる事実です。それにもかかわらず、多くの人は、過去を思い出し思い悩み、将来をあれこれ心配して不安になって問題に対処しようとしています。こんな対処をしていたら、その間にとても大切なことを見逃してしまい、その瞬間を取りこぼしてしまうのです。この瞬間を間違わずに取りこぼさず生きていけるようにすることをねらいにしたのが、弁証法的行動療法と言えるでしょう。
■神戸・明石、大阪・梅田にある、臨床心理士による心理カウンセリングの相談室です。
□うつ病症状に、多くの臨床を持っているうつ病改善のためのカウンセリングオフィスです。
□阪神カウンセリング・ラボは、心の問題なら、どんなことでも受け付け、対応致します。
□個人面談は、心の不安や悩み、人間関係などの問題を解決し、安心できる対応を致します。
□家族でカウンセリング受けることが可能。親子、御夫婦、恋人など、複数の来談者の対応も致します。
□自分のことを率直に表現する理論とスキルを学ぶアサーショントレーニングを実施しています。
□自己理解をし、人間関係を良好に維持できるグループワークを定期的に実施しています。
■カウンセリングに来られる前、どんなことをするのかとドキドキしてこられることが多い様子ですが、皆さん「来てよかった」と言ってくださることがほとんどです。いつまでも悩み不安でいるよりも、一度お越しください。